他者を「観察」する眼差し――佐野妙作品試論メモ
- 誰かが別の誰かを観察する
- 読者が誰かを観察する
- 読者の視点を作中の誰かに誘導する
- 観察者・被観察者間の距離と観察結果の差異
欲望の眼差しから理解の眼差しへ
森田さん=被観測者、女子=理解の観察者、男子=欲望の観察者、読者=絶対的観察者、観察結果の差異
- 果歩・塔子=被観察者、中津=欲望の観察者、読者の中津視点への誘導
- 大介=被観察者、理々=観察者、読者=絶対的観察者、読者が理々→大介を理解する
- 若葉と黒崎は互いに観察し観察される、理解し合う
生徒たち=被観察者、津田=理解の観察者、生徒たちの心の内が見えない
欲望から理解への変遷?
- 読者に与える観察権限の制御?